カルネ・ド・フランス

パリのメゾン・エ・オブジェ その3

前回に引き続き、パリの家具見本市、『メゾン・エ・オブジェ』の報告です。今回、リーン・ロゼのチナのブースで、「デザイナーオブ・ザ・イヤー」を受賞した、今話題のデザイナー、ピエール・シャルパンの作品が展示されました。また、『メゾン・エ・オブジェ』で個展も開催されました。 

チナのブースにいるデザイナー、ピエール・シャルパン。彼の作品、話題のソファSLICEに座っています。SLICEは、現在東京の六本木ショップで展示されています。とても才能のある方で、アーティストとしても有名です。フランス人デザイナーにはよくあることで、プロダクトデザイン業界に縛られず、幅広いジャンルでクリエティビティを発揮しています。

ピエール・シャルパンの個展はとても面白く、様々な作品(家具、ランプ、テーブルウェアなど)のアートワークが展示されていました。多くの来客の興味を集めていました。

ピエール・シャルパンのオリジナルデザイン、ピエロをイメージしたフラワーベースです。(KIKOベース、デザイン2015年)

Hermesのためにデザインした漆のコレクションです。とてもおしゃれで、もちろん日本の漆のインスピレーションも受けたシリーズです。(SERIE LAQUESプレート, Hermes, 2015年デザイン)

チナが復刻版として発売しているSLICEソファのオリジナルの1998年のデザイン。この展示ではSLICEソファの無限の可能性がよくわかります。生地はKvadrat社のForest Nap (ロゼもそれを発売しています)。

いつも刺激をうける美しいオペラ座の夜景。修復工事がやっと終って、美しく光っています。いくら時間が経っても飽きないシーン。

ホテルの近くにあるモンパルナス地区に、劇場、レストランがたくさん集まっているAvenue de la Gaieté (日本語の意味は「喜びのアベニュー」)。散歩に最適な雰囲気で、アーティスティックなパリが感じられます。

パリの街に良い意味でコントラストを感じるビルです。同じ地区に有名なモンパルナス塔もあります。一番上の階にロゼのデザイナーNoe Duchaufour-Lawranceが手掛けたレストランもあります。

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