カルネ・ド・フランス

マイホームのリフォームストーリー:玄関

第4回目第6回目のカルネ・ド・フランスでは、私たち3人家族が住んでいるブルゴーニュの家をご紹介しました。その中で、リフォームの仕事と、現在でも家がリフォーム中であることを少しお伝えしました。今回は、ちょうどこの11月に出来上がったばかりの「玄関」についてご紹介しましょう。「ビフォー」と「アフター」の写真を通じて、家を買ったときのぼろぼろの状態から、今の家に変身したことがおわかりになるでしょう。

私は「玄関」は家の「顔」として考えています。玄関に入るというのは、「家に帰る」という意味もあり、リフォームに時間はかかりましたが、自分なりのアイディアが生きた、ファミリー全員が気に入る空間になりました。

  • 外から見た8年前の入り口。当時は屋根も修理されていなかったし、窓もドアも昔のままだった。建物は、馬草の納屋として使われた部屋だった。バラと太陽時計だけが今のオーナーである私たちの存在を証明している。

  • 現在の玄関。新しい(実は、他の古い家から持ってきたもの)窓とドアをつけ、ブルーの色で塗った。赤いバラと地方の彫刻家が作った像も見える。ただ、ドアの上には今電球しかないから寂しい。適当な照明を探しているが、なかなか見つからない。

  • 5年前の玄関を内側から見たところ。土は泥の状態だった。職人さんに教えてくれた方法を適用し、いろいろな所で集めた石でカーペットのようなものを作り、その上に石炭コンクリートベースをかけた。空気の循環に最高で湿気も残らない、素晴らしいシステムだ(仕事は大変だったが......)。

  • 今の玄関(入ってから右側)。台所に場所がなかったため、食器入りのカップボードをここに置いた(これもぼろぼろの状態で買って、修理したもの)。床は、石炭ベースと赤い陶器タイルのミックスだ。タイルが足りなかったため、石炭と一緒に使うようにした。オリエンタルカーペットは蚤の市で安く買ったものだ。左は2階に上がる階段、奥にキッチンのドアが見える。

  • 入ってから左側。まだ改装の途中の状態で、収納スペースを作るために、夫が右側にコンクリートの白い枠を作り......

  • ......どこからか持ってきた古いガラス扉を直して......


  • ......この状態になった。ガラスが黄色いからきれいだろうと思い、電球を入れて間接照明にした。

  • コンクリートの枠に古いオーク材の扉を入れて、靴のために収納スペースを作った。古くて使えなくなったMACをデコレーションとしてここに置いた。ミラーは蚤の市で10ユーロで買い、照明はスーパーで見つけた。いろいろな時代がぶつかり合う、面白いミックスになったと思う。

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