カルネ・ド・フランス

パリ訪問そのI -メゾン・エ・オブジェ(1)

皆さんお元気ですか? 私は久しぶりにパリへ出張したので、今回はパリについてお話したいと思いました。じつは、1月に開催されるメゾン・エ・オブジェ(家具見本市)の視察が目的でしたが、そのほかに買い物と観光の時間も充分楽しむことができました。

皆さんもご存知のように、11月13日にパリのテロでたいへん悲しい出来事が起きて、それ以来、フランス国民、とくにパリの人はいつ何が起きるか分からない恐怖と一緒に暮らしています。その事件があって以来、観光客の数が激減したそうで、とくに日本人の観光客の数が減ったそうです。そのため、JALが運行している羽田からパリ行きの夜のフライトは、便がキャンセルになったそうです。

なぜかよく知りませんが、日本人はとくにそういう時代の変化、政治的な危険に敏感だそうですね。そうはいっても、そういう不安が常に皆の中にあります。 じつはパリの街全体、そして見本市も人が全体的に少なかったです。パリの前には、ケルンの国際家具見本市を訪問するために、ドイツのケルンも訪れましたが、そこも人が全体的に少なかったことに気がつきました。来年まで元気を取り戻してほしいです。

私も今回は、心配しながらパリへ出かけました。幸い、危ないことはひとつも起こりませんでした。むしろ、暖冬で特に温かったこともあったかもしれませんが、パリは穏やかで落ち着いた雰囲気でした。

まずメゾン・エ・オブジェ、そしてそこで出展されたロゼコレクションについてご紹介し、次にパリのほかのことについてお話したいと思います。

リーン・ロゼのブース。全体的にお客さまが少なかった見本市の中で、そこはにぎやかでした。

最初にひとつ言いたいことがあります。現在のような不安な世情でありながら、ロゼ社はがんばって新しい製品を通じ、いかにお客さまに喜びを与え続けているのか、心が動かされました。常にそうですが、今回はとくにそれを感じました。世が乱れている中、ロゼは「美」「創造力」「快適さ」を追求し、それに文明の高さを人々に実感させるのではないでしょうか。ある程度は、フランス文化、パリの文化についても同じことがいえると思います(そのいちばんよいところを見る限り......)。

さて、今回のロゼコレクションの中で話題になったことについていいますと、とても快適で体全体が包まれるようなソファが発表されました。それは『PLUMY(プリューミ)』そして『MANAROLA(マナローラ)』です。『PLUMY』はベルベット生地で張るととても素敵で、たいへん可愛い商品だと思います。70年代のリバイバルで、いつまでも近代的です。

ミッシェル社長とオリビエ・ロゼが座っている『PLUMY』。
今年の話題商品で、たいへん快適で可愛いソファ! オリビエさんの格好を見れば、それがわかります。

『MANAROLA』は10月にロゼ東京にお越しくださったフィリップ・ニグロの作品で、たいへん美しいラインを持っています。そのほかに、今回はブースの色使いもきれで、深みのあるレッド、ブルーそしてとくにグリーンがたくさん使用されたことが気がつきました。今年のカラートレンドはグリーンかもしれません!

フィリップ・ニグロデザインの『MANAROLA』きれいなラインで落ちついた雰囲気を伝えてくれます。
ブルーとパープルのカラーリングも目に留まった。

今年はグリーンが目立つ色で、カラートレンドでした。
ロゼコレクションの中のグリーンの商品を取り上げている画像で、
ロゼのアートディレクター、アヴォッサさんの提案です。

館内にあったレストランで、日本のロゼ事業部の責任者の村上さんと一服しました。
『ELLE DECOR』がブースデザインを手掛けた、中々素敵なカフェテリアでした。

それと、夜は、ロゼイギリス支店が組織したパーティがあり、招待客はデザイナーとメディアの方が中心でしたが、私たち「日本人組」も招待してくれました。パリで話題になっているホテル、フィリップ・スタークデザインの『MAMA'S SHELTER』でおこなわれ、とてもにぎやかで、パーティも盛り上がりました。(次号に続く)

夜で『Mama's Shelter』ホテルでパーティ。
日本のお客さまも招待してもらい、ミッシェル社長もご一緒してくださいました。

大丸の方も出席され、色々なお話ができましたが、遅くなるにつれ、
音楽がうるさくてお互いの声が聞けないほど盛り上がりました。

デザイナー、メディアの方、ロゼのメンバーを交えた楽しい雰囲気でした。

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