カルネ・ド・フランス

快適さに賛成、順応主義(コンフォミズム)に反対(1)

皆さん、日本は猛暑で大変だそうですが、お元気でいらっしゃいますか?
今回は、皆さんにロゼブランドをより理解していただくために、ロゼのコンセプトを見事に表現している文章をご紹介したいと思います。

その文章は「ロゼのモットー」であり、ブランドの精神がよく伝わると思います。つまり、フランスのコンテンポラリーブランドの特徴である「遊び心」、または「ルールに反対して創造力を発揮する」というような考え方が書いています。その哲学は、他の国、たとえばイタリアとスカンディナビアのコンテンポラリーのブランドにはないと思います。それがあるからこそ、PLUMYのような可愛い商品が生まれるのです。

L’anticonformisme est un mouvement confortable.
Il préfère la courbe moelleuse à l’angle bête, la lampe qui ondule à l’ampoule qui pendouille, le fauteuil où on paresse au siège où l’on paraît.
L’anticonformisme est destiné aux gens non-conformes et dessinés par des gens qui ont compris que la fonction n’exclue pas l’émotion.


『反順応主義(アンチコンフォミズム)』は快適な運動です。
『反順応主義』は単純な角よりふんわりとした柔らかいカーブ、ぶら下がっている電球より揺れるランプ、見かけ用のチェアより、なまけるためのソファを好んでいます。
『反順応主義』は、オリジナリティを求める非順応な人たちに向けられており、機能性を保ちながら、感情も見逃さない人によってデザインされています。


Chez Cinna, nous encourageons le non-conformisme en exigeant de nos créateurs qu’ils restent des enfants capricieux et joyeux.
Leur plaisir de faire se communique dans leurs meubles qui sont des jouets pour adultes.
Et pour qu’ils soient bien servis, nous construisons ces beaux jouets, chez nous, ici, à Briord.
Jamais inertes, jamais tristes, toujours prétextes à raconter une histoire.
L’anticonformisme est un mouvement perpétuel.


ロゼでは『反順応主義』を後押しするため、デザイナーが気まぐれで、ゆかいな子供のままであることを求めています。彼らのデザインによって家具は“大人用のおもちゃ”になり、その楽しみはお客様にも伝わっていきます。
そして、彼らの夢を実現するために、我々はこの素敵なおもちゃを、ここ、ブリオールで作っています。
決して無気力でなく、決して寂しくなく、常に物語を語る作品です。
『反順応主義』は、永遠の運動です。

(次号に続く)

リーン・ロゼの『反順応主義』は、広告戦略にも表れています。1970年代に発表された「グリーンピースの女性」と呼ばれているソファ『KALI』のポスター。ソファの上にあぐらをかいてグリーンピースを剝く女性の姿は、当時としては画期的で、大きな話題になりました。

2006年に発表されたソファ『TOGO』の広告。『TOGO』の上にハイヒールの女性が背もたれに座り、その上を蝶々が乱舞しているファンタジックな広告。現実にはあり得ないシチュエーションに、リーン・ロゼの遊び心が表れています。

2016年に発表された新作ソファ『PLUMY』。見た目が可愛らしいだけでなく、広げて伸ばすと別の姿が現れ、まさしく「素敵なおもちゃ」の世界観が表現されています。


ページトップ