カルネ・ド・フランス

ケルンのメッセからの報告 その4

前回に続き、ケルンのメッセからの報告です。
今年の特徴は「色」が主人公だということをお伝えしましたが、もう一つは、動物をモチーフにしたアクセサリーがかなり多かったということが印象に残りました。また、若手デザイナーが大きく取り上げられ、新しい世代が自分のデザインに対するビジョンをアピールし、今後のデザイントレンドを作っていくことも感じられました(振り返ってみると、ヨーロッパの中ではもっとも若いリーダーであるマクロン氏のことも思い出されます)。

私たちは今ハイテク、そしてヴァーチャル世界に生きているからこそ、美しいデザイン、新しいインテリアを作ってくれる世界中のデザイナーの姿が印象深く、とてもありがたいことです。

第183回目のカルネでは、マリー・クリスティーン・ドルネル氏のアクセサリー、「コトリ」を紹介しましたが、他のブースにも「トリ」をモチーフにしたところがたくさんありました。たとえば、カンディハウスのブースに、とても抽象的なデザインの「トリ」が空上を飛んでいました。

ブルレック兄弟もVITRAのためにデザインした鳥のアクセサリーがあります。L’OISEAU(ルアゾー フランス語で『鳥』)。同じものはパリの見本市にも出展されていました。

鳥以外、動物のモチーフは多く使われていて、この可愛い象は特に気に入りました。

このリスも面白いデザインだと思いました。人々は、動物に憧れて、ハイテクの時代だからこそ、可愛くなるかもしれません。

今年も、デザインスクールを卒業したばかりの学生が、コンクールに参加し、受賞した商品が出展されていました。ドイツの学生さんがデザインしたフロアランプです。

この「ネオ」という細長いランプは、とても美しく、賢いデザインだと思いました。

もう一つの受賞商品はベルギーの学生がデザインした、フレキシブルな家具システムで、大変面白かったです。

とても狭いスペースに、スリーピング、勉強、収納ができる家具で、学生生活、または狭い都市生活を強いられている日本人に、相応しいシステムです。

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