Kanon×ligne roset「35th Aniversary Special site」<日本発売35周年を記念して、今話題の歌手、カノンとリーン・ロゼのコラボレーションが実現。特設サイトにてさまざまなイベントを企画、ご用意しました。>

Profile

Photo:Nanako Nishiyama




「天使の歌声」を持つカノンが歌う
「Happy Birthday Brigantin」


アルバム
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インタビュー「歌手カノンが語るブリガンタンの魅力」

Text:前川みやこ

インタビュー

「ちょうど今日、アルバムの音が出来上がったので……」
リーン・ロゼ東京(六本木)にやって来たカノンさんが、そう言って手渡してくださったのは、12月初旬にワーナーミュージック・ジャパンから発売予定の最新アルバムの音源。さっそく店内にあるBGM用のデッキにセットすると、カノンさんの透き通った歌声が響き渡り、店内の家具達が、一斉に目を覚ましたように輝き始めました。

曲名が書かれたCDを見ると、あら?『航海の朝』というタイトルの歌がある!
そう、今回35周年を迎えるロゼ社の代表的なソファ『ブリガンタン』の名前は、その形を見てもわかるように「帆船の帆」の意味。まさに「航海」をイメージしたデザインなのです。 ブリガンタンに乗って、さっそくインタビューが始まりました。

ソファはもう生活の一部です

── ブリガンタンに初めて座られたときの印象はいかがでしたか?

「まずは質感が、思っていたよりとても柔らかなのに驚きました。とにかく包み込まれるようなフワッとした感じで、肘掛けや背もたれも、もたれかかるととても気持ちよくて。こういう感じのソファは初めて体験しました」

── カノンさんの生活の中で、ソファはどんな存在なのでしょう。

「私にとってソファはもう生活の一部ですね。リラックスするときは、やはりソファに座ってという感じです。1日の終わりは必ずリビングにあるソファで過ごしています」

── 曲を作るときに、ソファでゆったりということもありますか?

「そういうときもありますね。最近、ずっとレコーディングを遅い時間までやっていたんですが、終わって家に戻るともう娘も寝ていて、リビングがシーンとなっているんですね。

そういうときはリビングでひとりでゆったりソファに座って、録った音の確認をしたり……ということが多かったかな。あと、歌詞を考えているときは、ひとりでソファに座って、ノートに言葉を書きながらイメージを膨らませていったりします」

── デスクでパソコンに向かわないと創作ができないというミュージシャンの方も多いですが、カノンさんはソファで……。

「私は、パソコンではなく手で書きたい派なんです。パソコンで打つのは清書してスタッフにお送りしますよっていう段階。
10代の頃から書きためている歌詞のノートがあるんですけど、それはもうすごい量ですよ。断片的な言葉であったり、自分ではいいと思ったけどボツになったものとか、単なるポエムだとか、全部手書きです。コードが書き込んであるものもありますね」

── ソファでだけでなく、移動のときにふと思い浮かぶこともありますか?

「そういうこともたま〜にあります(笑)。そういうときは、スマホのボイスレコーダーを使います。うん、今誰も見てないなって確かめて、片隅で歌って録音したりしています。歌詞はメールに打っておくとかね」

── 歌はどこでも生まれるんですね。ソファでリラックスしているその気分が、そのまま歌になったりすることもありますか?

「意識したことはないですが、あると思います。私の場合、家に自分の書斎のようなスペースもあるんですけど、パソコン作業などは、なぜかダイニングテーブルでやってしまうことがほとんどなんです。
それで、ここでちょっと一呼吸置きたいわ! コーヒー飲みたいわ! という時に、ソファに座ってリラックス。ソファのない生活は考えられませんね」

高校生の頃の夢はインテリアデザイナー

── カノンさんのご自宅では、どんなソファをお使いですか?

「私は、本当にリラックスしたいので、足が真っ直ぐに伸ばせるタイプを使っています。座面の足元を延ばせるタイプのものですね。背もたれを前に倒して物を置くこともできるので、そこにコーヒーカップを置いて。
ブリガンタンにはオットマンがありますよね。オットマンに足を伸ばしても素敵ですね」

カノン

── インテリアにもいろいろご興味がありそうですね。

「あります、あります! 高校生のときは、インテリアデザイナーになりたいと思っていました。ただ今は子供がいるので、すぐ散らかしたりするし、ケガしたら危ないしで、なかなかディテールにこだわるということができないのが残念です。ダイニングテーブルも娘が産まれる前に買ったものなので、天板がガラスなんですね。危ないので、四隅に保護テープ貼ったりしています(笑)。

今は子供優先ですが、もう少し大きくなったら、家具にもこだわっていきたいなって思いますね。自分が家に帰ってきた時に、スタイリッシュな空間があり、自分の好きなモノに囲まれていると、幸せな気持ちになりますよね。
何でもない日常生活の中に幸せがあるって、すごく大切だと思います。ストレスを溜めないためにも」

── ガラスのテーブルをお使いとのことですが、ガラスやスチール系の家具がお好きなのですか?

「一時期コルビュジエに憧れていまして、それ風のデザインのものを買ったんです。でも実を言うと、ルイ16世様式というんでしょうか、マリー・アントワネットが使っていた家具みたいなのも好きで(笑)。
ただ、主人がそういうのは全く好きではないので、それを主張することはできないのですが、玄関棚とかに、少しだけ「マリー・アントワネット風」を入れています(笑)。
あと、和のテイストも大好きです。モダンな空間に障子なんかを組み合わせたDENみたいなスペースがあるのも素敵ですよね」

家具も歌も“心地よさ”がキーワード

── リーン・ロゼ東京の店内を見て、リーン・ロゼの家具をどう思いますか?

「素晴らしいです。1点1点に作り手の方の思いがこめられているなっていうのを感じます。他のブランドは、1つのイメージだけでまとめていますが、ここはセクションによって全く違いますよね。独特だと思います。
“快適さを追求するとそれは美しいデザインになる”っていう考え方が素晴らしいです。ブリガンタンの座り心地も、生活の一部になることを意識して作っているんだなって思いますね」

── カノンさんのボーカルも同じですね。さあ、聞かなくちゃって背筋を伸ばして聞くのではなくて、聞こえて来たメロディに、いつの間にか引き込まれていくという感じで。まずは、心地よさから体にしみ込んでくる。

「ありがとうございます! そう言っていただけると、すごくうれしいです」

カノン

── カノンさんの音楽は「クラシカル・クロスオーバー」と言われていますが、そういったジャンル分けのようなものは、ご自身ではどのようにお考えですか?

「いちばん自分が落ち着くところかなと思っています。
ちょっと欲張りなところがありまして、クラシックも好きですが、自分で作詞作曲したものも好きですし、ポップスも好きですし、何でも好きなんですよ。だから「クロスオーバー」と言っておけば、全部入るかなって(笑)。でも、ルーツはクラシックだよってね。

ハイドンやヘンデルが使っていたコード進行がロックと同じだとか言いますし、クラシック音楽の好きなロックバンドの方も多いし。
サウンドやビートに関係なく、人にとって心地よかったり、心に訴えるコード進行っていうのがあるのだと思います」

── カノンさんの歌声と言えば、「Ave Maria」「Amazing Grace」などの癒しの曲というイメージですが、私は「明日への鼓動」という勇気の歌が好きで。

「わあ! それは嬉しいです、今度のアルバムにも敢えて入れました。
今の時代、不安や悩みだらけで、心の折れそうな人がたくさんいる。私自身も、子育てを含めて、いろいろ悩みがあったので、日々疲れたときに優しく背中から包み込んでくれるような、そういう音楽が作れたらいいなって……。それが私のミッションだと思って音楽をやっているので、今回のアルバムは、そういうものを集約できたと思っています」

── 正にソファと同じ。拳を振り上げて頑張ろう!ではなく、カノンさんの歌は静かにしみ込んで包み込まれ、体の中から元気になる感じですね。

「私自身音楽が大好きで、いろんな方の音楽を聞いて、励まされてきているので、自分の音楽が聞いた方にとって、そういう存在になれば嬉しいですね」

音楽を通して挑戦したいこと、伝えたいこと

── カノンさんはお子さんが産まれて、生活のリズムが変わっても、うまく仕事とバランスをとっていらっしゃいますね?

「そうですね。そのへんはストレスを感じずにできていると思います。どちらも100%は無理だけど、仕事に入ったらそこでは120%頑張り、娘といるときは、娘と120%向き合うっていう感じで、割とバランスよくやれていますね」

── ちょうどお子様が産まれたタイミングで、子守唄のアルバムを出されたり、ご自分の変化をプラスにもっていかれている気がします。

「やっぱり娘がゼロ歳児のときはすごく大変で、落ち込んだ時期もあります。子育てなさっている方はみなさん同じだと思いますが、世間から取り残されているみたいな気持ちでいっぱいでした。
そんな時に、母として何か表現していきたいなって思ったんです。それがいい形で作品につながったように思えます」

── ストレスの多い社会の中で、大人のための癒しの子守唄というようにも聞けるアルバムではないかと思います。カノンさんの音楽人生で、今は絶好調なのではないですか?

「そうですね、充実して物づくりもできているし、娘とも向き合えてると思います」

── 今後、何かこういう活動をしていきたいみたいな目標はありますか?

「できれば、いろんな形のライブをしていきたいなと思っています。昔のオールディーズがテーマのライブとか、カーペンターズやサイモン&ガーファンクルみたいな楽曲を歌ったり、日本の歌ばかりのライブとか。
それを自分でアレンジして、アルバムに残すこともやりたいし。今回、順天堂大学の小林弘幸先生とコラボさせていただいた本が出るので、私も自律神経について勉強していきたいし、一緒にライブもできればいいなと思いますし。
音楽を通していろんなことをしていきたいなと思います。ものを作ることが大好きだし、ライブも大好きなので、歌はずっと続けていきたいですね」

ゲスト:カノン
取材・構成:前川みやこ
撮影:西山 奈々子 http://www.ladyweb.org/studio75/
ヘアメーク:桂山 清美
撮影協力:友禅空間 久恒工房(金沢) http://www.kagayuuzen.jp/
企画・プロデュース:ビージービーカンパニー
Speciai Thanks:ワーナーミュージック・ジャパン 安達俊久

Singer-songwriter KANON Profile
シンガーソングライター カノン プロフィール


シンガーソングライター

前川みやこアメリカ・ニューヨークで幼少期を過ごし、14歳でオーストラリアへ移住。オーストラリアのカトリック系高校の「聖歌隊」で、日本人初のリードボーカルを務め、ヨーロッパ各地を回る。このヨーロッパツアーでは聴覚、視覚に障害のある学生達の前でもコンサートを行った。

前川みやこ

オーストラリアの聖歌隊で歌う少女時代のカノン


賛美歌を通して「音楽は国境を超えること」を知り、15歳で歌で生きていくことを決意。本格的に音楽を志し、クイーンズランド州立音楽大学声楽科へ入学、さまざまなコンクールで優勝。日本帰国後、高い歌唱力と楽曲制作スキルを見出されソニーミュージックよりメジャーデビュー。クラシックとポップスをミックスした「クラシカルクラスオーバー」のパイオニアとして、ソニーミュージック、ビクターエンタテインメントなどから9枚のアルバムをリリース。

「癒やしを超えた聖なる歌声」と称され、フランス・カンヌで毎年開催される「MIDEM」(国際音楽見本市)での日本代表出演、シドニー・オペラハウスで開催の「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」(ファイナルファンタジーコンサート)でのゲスト出演、ロシア・イタリアでの公演、イギリス人テノール歌手ポール・ポッツ氏との共演、ソプラノ歌手スーザン・ボイル氏への歌詞提供、NHK 朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』への楽曲提供、テレビCM出演など国内外を問わず幅広く活躍の場を広げている。

また、壮大なスケールで描く「叙情詩」と「賛美歌」が原体験となった楽曲はスポーツ界にもファンが多く、『NHK北京オリンピック代表戦』のテーマソング『明日への鼓動』は、「なでしこジャパン」佐々木監督が絶賛し、ワールドカップ決勝戦前夜に選手一同に聞かせ鼓舞したという。FM ラジオMUSIC BIRD でパーソナリティを務める『カノン Sound of Oasis』は、10 年を超える。2015年7月、日本人として初めてローマ法王にオリジナルの賛美歌を献上し、話題となった。

カノン公式サイト http://kanonlove.com/
カノン ブログ http://ameblo.jp/kanondiary/
カノン Facebook https://www.facebook.com/kanon.jp
カノン Twitter https://mobile.twitter.com/kanon_sony
カノン新作CD BOOKガイド http://rays.cx/promo/

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前川みやこ プロフィール


コラムニスト、ライフスタイルアドバイザー

前川みやこ早稲田大学法学部卒。ライター、コラムニストとして小学館発行の女性誌『CanCam』『Oggi』などで創刊当初より多くの連載を持つ。2008年よりインターネット上でのコラムニスト、ライフスタイルアドバイザーとして活躍。ライブドアニュース『独女通信』などの辛口コメントで人気となる。著書に『言葉の毒』『なるほど・ザ・ニュース(男の美容編)』『なるほど・ザ・ニュース(災害編)』(アマゾン、紀伊国屋、SONYストア他より電子出版)などがあり、現在第4冊目を著作中。2013年春より「リーン・ロゼ」ブランド・アンバサダーに就任。自身のブログ『みやこのこのみ』は、1日数千人が訪れ、カリスマブロガーとして活躍中。

前川みやこブログ『みやこのこのみ』 http://ameblo.jp/miyakomaekawa/

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