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前回に引き続き、ドイツ・ケルン観光についてのレポートです。
ケルン大聖堂(ドーム)視察の後、ハイケさんに勧められたPRAETORIUM(プラエトリウム/ローマ帝国時代から残っている遺跡)を訪れ、大変興味深かったです。その遺跡はドームの周辺に発見され、それを見学すれば、紀元前に、どれほど進んだ文明がケルンの中心部にあったのかがよくわかります。
PRAETORIUMは、とても面白く、ローマ時代の生活も分かりやすく説明されていました。例えば当時は下水、銭湯など、とても進歩していた建築の町でした。ローマ帝国は当時ヨーロッパの全体、そしてアフリカまでも支配し、その勢力は想像しがたいほど大きかったことも、当時あった建物の偉大さを見れば分かります。
ケルンを訪れる際は、いつもケルン・メッセでコンテンポラリーな家具を見るのですが、今回はドイツの古い文化にも触れることができ、ヨーロッパが持っている豊かな歴史と文化史についても、勉強できました。皆さんもぜひ、チャンスがあれば、ドームの展望台まで登り、宝庫、そしてPRAETORIUMを見学してみてください。
ローマ時代から残っている、ドームの周辺に発掘された遺跡も訪れました。そのPRAETORIUMはとても豪華で、当時のローマ帝国の生活、またその偉大な勢力について分かりやすく説明されていました。紀元前にもさかのぼるにも関わらず、当時は下水、銭湯など、とても進歩していた建築の町でした。