ツイッター
インスタグラム
ブログ

Carnet 238

Visit Hotel Intercontinental in Lyon, January 2020 Ⅰ

リヨン市のホテル・インターコンティネンタル視察、2020年1月 その1

みなさま、コロナはまだ終息しておらず、日本も中々大変だと思いますが、いかがお過ごしでしょうか? 日本は第2波が来ており、しかもピークを過ぎている、と聞いております。フランスもスイスも、マスク着用が義務付けられている場所が増えており、建物の中のみではなく、フランスの場合は屋外も義務化されているところがあります。例えばパリ、リヨンやマルセイユ市もそうです。スイスは比較的恵まれており、屋外はマスクをしなくてもいいです。

9月の初めは、学校や大学の新学年がスタートする時期になります。日本は学年が4月の初めから始まるのに対して、ヨーロッパやアメリカも9月のスタートが普通で、日本は例外的ですね。ちなみに、なぜ日本のみが学年を3月末に終わらせるのか、について少しリサーチをしたら、日本の会計年度と合わせて、新卒の採用が会計年度の始まり、つまり4月の初めに行うからだそうです。しかし世界中の留学生にとって、そして外国で勉強する日本人学生にとっては、とても不便だと思います。

スイスとフランスでは、学年度の始まりに当たり、コロナの影響で授業を全てオンラインにするのか、それともマスク着用を条件にし、教室で行うのか、を巡って色々なディベートが行われている最中です。医療体制のバランスもあり、国民の健康が大事ですが、若者の教育も非常に大切な課題で、どのようにすれば良いのか、政治家、医学者と科学者、教育学者、心理学者までも毎日のように議論しています。それで、教育の本質と本来の役目についても考えなければならないので、いい側面もあると思います。

私が教えているジュネーブ大学では、幸い授業を基本的に教室で行い、1.5メートルの距離が守ることができれば、マスクをしなくても教えることができます。そのソーシャルディスタンスが守れない場合は、学生も教員もマスクをしなければならないことになっています。マスクが必要になったとしても、その方が私にとってオンライン授業より遥かに良い教育方法だと思います。学生と直接コミュニケーションが取れることが、いかに大事なのか、とつくづく思わされている時期です。つまり当たり前であった日常的な交流が、どれほど貴重なかけがえのないものであること、考えさせられ、それを守るために、教員と学生もマスク着用、手洗い、を忠実に行わなければならない毎日です。

さて、前回は今年の1月のパリ旅行をご報告しましたが、今回は同じ1月に訪問したリヨンについてもご紹介したいと思います。ホテルとショップの情報になりますが、いずれも現在コロナで普通に戻っていない営業状況ですが、その様々な制限が解除され、海外旅行が再開してから、ぜひ日本の皆さんにご覧になって欲しい場所だと思います。

1月には、ドリームベッドの皆さんとどうしてもリヨンを訪問したかった理由は二つあります。ひとつは、ロゼ社が手掛けた高級ホテルIntercontinental(インターコンティネンタル)の視察、そしてもうひとつは、新しいコンセプトであるロゼショップの訪問。いずれも素晴らしかったのですが、Intercontinentalホテルは特に印象に残り、フランスにしかないようなホテルだとも感じました。そのホテルの歴史を短く紹介し、写真と共にそのインテリアについてお届けします。 (次号に続く)

連載コラム写真
この素晴らしい、12世紀に建てられた建物の外観はそのままの形を残しています。特に真ん中のドームが有名です。ローヌ川に面していることで、部屋からの景色も美しいです。もともと病院だったと考えると、生死に関わる出来事がたくさん起こっていた場所だ、と想像できます。
連載コラム写真
そのホテルの夜景も大変有名で、非常にきれいにライトアップされています。背景の後ろには19世紀に建てられたリヨンのノートルダム大聖堂(フルヴィエール)が見えます。その大聖堂も、ホテル・インターコンティネンタルと同様、1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。リヨン市はパリほど有名ではありませんが、そのような素晴らしい建物のある、訪問の価値が十分あると思います。
連載コラム写真
インターコンティネンタルのロビーに入ってから途端、なんとも言えない、素晴らしい雰囲気に包まれます。とても豪華なロビーですが、落ち着きのある空間でとても気持ち良い場所だと感じました。
連載コラム写真
ロビーの別の角度から見た写真です。壁にある美しいウォールペーパーは、リヨンの職人の手によります。
カルネ・ド・フランスバックナンバー
著者プロフィール