Preserving the French craft industry
フランスの伝統工芸を守る
1860 年以来ローヌ川沿いで家具を製造しているリーン・ロゼは、150 年以上の続く豊かな伝統を継承し続けています。
すべての家具はブリオールの広大な工房で作られ、椅子の製造はほとんどが手作業で行われています。新人の
職人達は、1 年間の社内研修を経て熟練度が評価されます。その研修をクリアすることにより、リーン・ロゼ製品としての品質が保証されるのです。
ソファの布張りの工程は、よどみなく流れるような動きで、まるでパフォーマンスを見ているかのよう。これは、裁縫師と布張り職人それぞれの卓越した技巧によるもので、完成したソファを見れば、通常の布張り職人と、リーン・ロゼの布張り職人とのスキルの違いは一目瞭然です。工場内は、ミシンの糸、縫製したパーツを入れるカートなどが整然と配置され、快適な作業環境を実現しています。
ブルゴワン=ジャイユーとサン=ジョルジュ=ド=ルナンの2施設は、ブリオールの製造チームのためのもの。そこは、資格を有するスタッフが、リーン・ロゼ製品の真髄を生み出すスキルを習得するためのものです。ブリオールでは、多くの最高級の皮革が保管されています。それらは微小な欠陥に至るまで綿密に検査され、最適な品質部分のみがカットされるようにマークされます。
製造工程は、隣接する郊外の5つの生産施設で行われています。ベッドルーム・リビングルーム・オフィスの家具は、45,000平方メートルという広大なサン=ジャン=ル=ヴューで製造されており、環境に優しい生産システムが導入されています。高度な吸引システムで、木材廃棄物は直接除去、粉砕されて、工場と隣接するオフィスを加熱するボイラーに供給されます。
これらの生産システムをはじめとして、リーン・ロゼでは様々な持続可能なアプローチを実行しています。