Inga Sempe

フランス出身。1993年、ヨーロッパを代表する美術大学、『Ecole Nationale Superieure Creation Industrielle』を卒業。2000年にフリーデザイナーとして独立しました。その後、様々な世界的なブランドとコラボレーションを行い、数多くのデザインプロジェクトで活躍してきました。
ロゼ社とは、2006年からコラボレーション始め、「堅さ」と「柔軟さ」を併せ持った、シンプルなデザインのチェア、『ROSETRUCHE（ロゼルシェ）』は、国際家具見本市で話題となりました。 RUCHEとはフランス語で｢蜂の巣｣の意味で、その名の通り、蜂の巣を思わせるキルティングを施したカバーが特徴。複雑で高度な技術によるキルティングは、インガ・センペ自身が、アトリエの小さなミシンで何度も縫い直し、試行錯誤を繰り返した末に誕生したものです。